BIGHEART / 大学進学と新生活
家賃6万円のモデル|一人暮らしの準備費用
57.05万円
契約費用+引越し+家具家電+日用品+予備費の試算。
全国平均ではありません。学費・パソコン代・入居後の生活費は別途必要です。
「家賃は払えそう。でも、入居までにいくら用意すればいい?」
「SNSで見るようなおしゃれな部屋にしたいけれど、家具や家電まで買うと予算が心配……」
大学進学で初めて一人暮らしをするときは、毎月の家賃だけでなく、契約・引越し・家具家電の購入が同じ時期に重なります。
まずは、賃貸契約の初期費用+引越し代+家具家電代+日用品代+予備費に分けて考えましょう。この記事の家賃6万円のモデルでは、合計は約57万円です。学費やパソコン代、入居後の生活費は別に準備します。
※掲載金額は予算を立てるための仮定に基づく試算であり、全国平均や実際の見積額ではありません。地域、入居時期、物件の条件、購入品によって変わります。
01「コスパ・タイパ」を意識した新生活準備
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが2026年4月に実施した調査では、「コスパ」「タイパ」は認知度の高い言葉として挙がっています。[1]
また、株式会社TaTapの2026年8月のSNS調査では、SNSをきっかけに購入した品目に、日用品・生活雑貨やガジェット・家電も含まれています。[2]
こうした傾向を踏まえると、大学生の新生活では「いくら安く買えるか」に加え、「探す手間や家事の時間をどれだけ減らせるか」も考えたいポイントです。
この記事では、コスパ・タイパを軸に、「新生活準備」「初期費用を抑える」「家具家電付き」「買ってよかった・買わなくてよかった」といった関連テーマを取り入れて整理します。
※これらすべてがSNSの急上昇ランキングに入っているという意味ではありません。確認できた消費傾向を参考に、本記事に合うキーワードを選んでいます。
02一人暮らしの準備費用は、5つに分けるとわかりやすい
準備費用をひとまとめにすると、どこにお金がかかるのか見えにくくなります。まずは次の5項目を並べてみましょう。
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| 費用の種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 賃貸初期費用 | 敷金、礼金、仲介手数料、保証会社の初回保証料、保険料、前家賃など |
| 引越し費用 | 荷物の運搬、梱包資材、必要な追加作業など |
| 家具家電費用 | 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、寝具、机など |
| 日用品費用 | 食器、調理器具、洗剤、タオル、掃除用品など |
| 予備費 | 配送・設置の追加料金、買い足し、想定外の支出など |
全国大学生協連の2026年度調査でも、教材・パソコンや家賃・新生活用品が、予定より高く感じられた費用として挙げられています。[3]
住まいの準備と、入学の準備。この2つの予算を別々に作ることが、計上漏れを防ぐ第一歩です。
03家賃6万円なら、賃貸初期費用はいくら?
家賃6万円、管理費5,000円の部屋を借りる場合を考えてみましょう。次の条件を仮定すると、契約時に用意する金額は29万500円です。
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| 項目 | 仮定した条件 | 金額 |
|---|---|---|
| 敷金 | 家賃1か月分 | 60,000円 |
| 礼金 | 家賃1か月分 | 60,000円 |
| 仲介手数料 | 家賃0.55か月分・税込 | 33,000円 |
| 初回保証料 | 家賃・管理費合計の50% | 32,500円 |
| 火災保険等 | 仮の見積額 | 18,000円 |
| 鍵交換費用 | 仮の見積額 | 22,000円 |
| 前家賃・管理費 | 1か月分 | 65,000円 |
| 合計 | 290,500円 |
この例では、日割り家賃、契約時のクリーニング費、サポートサービス料などは計上していません。必要な項目や金額、支払時期は物件ごとに確認しましょう。
また、敷金は退去時の精算対象となる預け金です。「入居時に必要な現金」と「最終的に戻らない支出」は分けて考えると、比較しやすくなります。
「敷金・礼金ゼロ」は、総額で判断する
敷金や礼金がない物件は、契約時の負担を抑えやすい選択肢です。ただし、それだけで最も安いとは限りません。
契約時と退去時のクリーニング費、保証料の更新、短期解約に関する条件、毎月の管理費なども一緒に確認しましょう。フリーレントがある場合も、対象期間と対象費用、適用条件まで見ておくと安心です。
比較する際は、契約時の総額・毎月の総額・退去時などに発生する費用の3つを、同じ条件で並べるのがポイントです。
04引越し代は「距離・荷物・日程」で考える
引越し費用は、移動距離だけでなく、荷物の量、作業条件、引越し日などで変わります。
国土交通省の北海道運輸局も、例年3〜4月に依頼が集中することを案内し、時期の分散を呼びかけています。[4]
予算づくりでは、例えば次のように仮置きし、見積もりが出たら差し替えます。
- 近距離で荷物を少なくするケース:3万円
- ある程度の荷物を業者に運んでもらうケース:6万円
- 遠距離や混雑時期を想定するケース:12万円
これは相場表ではありません。条件によっては、この設定額を大きく上回ることもあります。
費用を抑えたい場合は、複数の日程で見積もりを取り、新しく買う家電を新居に直接配送する方法も比較してみましょう。
ただし、引越し日を早めると家賃が増えることがあります。「引越し代が1万円安くなったけれど、前倒しした家賃が2万円増えた」ということにならないよう、合計額で判断します。授業開始日や鍵の受取日との調整も必要です。
05家具家電は「入居直後に必要なもの」からそろえる
SNSで見た素敵な部屋を、最初から完成させる必要はありません。生活を始めてから必要性を判断すると、買いすぎを防ぎやすくなります。
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| 優先度 | そろえるものの例 | 確認すること |
|---|---|---|
| 入居当日 | 寝具、カーテン、照明、最低限の日用品 | 窓の寸法、照明の備え付けの有無 |
| 入居後すぐ | 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ | 搬入経路、設置寸法、配送・設置費 |
| 授業開始まで | 机、椅子、通信環境 | 学習スペース、大学の指定・推奨環境 |
| 生活後に判断 | ソファ、テレビ、大型収納、装飾品 | 本当に使うか、部屋が狭くならないか |
家具家電に15万円を割り当てるなら、例えば「主要家電に8万円」「寝具・机・椅子に5万円」「カーテン・照明に2万円」と分けておくと、買い物の優先順位を決めやすくなります。これも予算配分の例なので、実際の商品価格や備え付け設備に合わせて調整してください。
「買ってよかった」を自分の暮らしに置き換える
動画で紹介されている便利家電も、使い方が合わなければ置き場所を取ってしまいます。
自炊が多い人は冷蔵庫の容量や保存のしやすさ、レポート作成が多い人は机と椅子、洗濯物を外に干しにくい人は室内干しの環境を重視する、といった選び方ができます。
「人気だから」だけで選ばず、自分が週に何回使うか、どの不便を減らせるかを考えましょう。
06家具家電付き・中古・レンタルはどれがいい?
初期費用を抑える方法はいくつかあります。入口の安さと、住む期間全体の費用を比べることが大切です。
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| 選び方 | メリット | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 新品を購入 | 好みや必要な機能を選びやすい | 購入・配送・設置・処分の費用 |
| 中古を購入 | 購入予算を抑えやすい | 年式、状態、保証、送料 |
| レンタル | まとまった購入費を抑えやすい | 利用期間の総額、解約・返却条件 |
| 家具家電付き物件 | 購入や搬入の手間を減らしやすい | 家賃差、備品内容、故障時の対応 |
例えば、家具家電付きの部屋が、比較する部屋より毎月5,000円高いと仮定すると、4年間の家賃差は24万円です。
その差額と、購入費・引越し費・処分費、準備にかかる手間を比べれば判断しやすくなります。なお、この計算では家賃以外の条件が同じと仮定しています。
07予算別に見る、準備費用のシミュレーション
ここまでの費用をまとめると、次のような計画を立てられます。
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| 費用項目 | 費用を抑えるプラン | 家賃6万円のモデル | 費用が増えるケース |
|---|---|---|---|
| 賃貸初期費用 | 20万円 | 29.05万円 | 45万円 |
| 引越し | 3万円 | 6万円 | 12万円 |
| 家具家電 | 10万円 | 15万円 | 22万円 |
| 日用品 | 2万円 | 2万円 | 3万円 |
| 予備費 | 5万円 | 5万円 | 8万円 |
| 合計 | 40万円 | 57.05万円 | 90万円 |
※金額は条件を仮定した予算例です。40万円での準備を保証するものでも、90万円を上限とするものでもありません。中央のモデル以外の契約費用は仮置きです。
費用を抑えるプランは、契約費用の低い部屋、近距離の引越し、実家の物の活用や購入品の絞り込みなどを組み合わせる想定です。遠距離への移動や高い家賃、新品での一式購入が重なる場合は、予算を増やす必要があります。
「家賃がいくらか」だけでなく、「入居までに払える総額はいくらか」を決めてから探すと、物件を比較しやすくなります。
08見落としやすい「入学後のお金」も確保する
上の試算に、入学金・授業料、教科書、パソコン、通学定期、自転車、下見の交通費・宿泊費は含めていません。必要に応じて別枠で計上しましょう。
入居後には、食費、光熱費、通信費、交通費なども続きます。前家賃に含まれる月を確認し、同じ月の家賃を二重に数えないようにします。
また、奨学金の振込日やアルバイトの初回給与日と、契約費用の支払日は一致するとは限りません。収入を見込む場合は、金額だけでなく入金時期も確認し、それまでの生活費を確保しておきましょう。
09進学先が決まる前から、予算の整理はできる
物件を契約する前でも、準備できることはあります。
- 通うキャンパスと、無理なく通える範囲を調べる。
- 家賃・管理費の上限と、準備費用の上限を決める。
- 実家から持っていく家具・家電を確認する。
- 気になる物件の契約費用と月々の費用を比較する。
- 入居日、鍵の受取日、引越し日、配送日を合わせる。
合格前予約ができる物件もありますが、対象条件や費用、キャンセル時の扱いは一律ではありません。早く決めることだけを優先せず、条件を確認して進めましょう。
10全国のお部屋探しを、オンラインで相談できます
BIGHEARTでは、大学進学に伴う全国のお部屋探しをオンラインでサポートしています。
「地方から東京の大学に進学する」
「遠方なので何度も現地へ行けない」
「家賃だけでなく、初期費用も含めて比較したい」
こうしたご相談も、まずはLINEからお寄せください。気になる物件のURLからのご相談も可能です。
仲介手数料は原則、家賃の0.55か月分(税込)。物件によっては0円でご案内できる場合があります。対象物件や適用条件、オンラインで対応できる範囲は個別に確認いたします。
一人暮らしの準備は、契約・引越し・家具家電を分けて見積もり、学費と生活費を別に確保することから。最初からすべてをそろえず、大学生活に必要なものから準備していきましょう。

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